» 動画ページへ

 ジャーマンアイリスの観光園として知られる栃木県下野市下古山の石橋あやめ園で、花々が色とりどりに見頃を迎えている。

ハウスの中でしっとりと咲くジャーマンアイリス=10日午前10時40分、下野市下古山、広瀬華撮影
ハウスの中でしっとりと咲くジャーマンアイリス=10日午前10時40分、下野市下古山、広瀬華撮影

 アヤメ科のジャーマンアイリスはヨーロッパ原産とされ、その華やかさから愛好家らに人気だ。

 同園は35年ほど前にオープン、徐々に拡大して今では13棟のハウスで約200品種約3万株のジャーマンアイリスを栽培、販売する。同園によると、例年並みの4月下旬に早咲きが開花して10日現在満開。遅咲きは来週末ごろに咲き始め、今月いっぱい楽しめるという。

色とりどりの花を咲かせるジャーマンアイリス=10日午後1時、下野市下古山、広瀬華撮影
色とりどりの花を咲かせるジャーマンアイリス=10日午後1時、下野市下古山、広瀬華撮影

 来園者はハウスを行き来し、高さ約140センチに成長した品種をはじめ、紫、白、黄など多様な色彩や姿容を堪能していた。茨城県桜川市本木、横田(よこた)ひろ子(こ)さん(70)は「咲いた時の豪華さが何とも言えなく好き。庭に植えて育てたい」と笑顔で話した。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真