【那須塩原】高齢者世帯への配食サービスなどを行う「とようらささえ愛の会」(小泉信三(こいずみしんぞう)会長)はこのほど、日新中美術部員がデザインを手がけた包装紙を使って配食を始めた。
同会は同地区の民生委員や自治会員などで構成。独居高齢者らの見守りを目的に、毎月第2火曜日、同地区で75歳以上の世帯を対象に1食300円で配食している。
包装紙は子どもたちが地域に関わる機会をつくろうと、小泉会長が同校に依頼して実現。同部の2~3年生がこいのぼりやクリスマスなどそれぞれの季節をイメージし、14種類のデザインを製作した。
小泉会長は「サービス利用者からの反応もいい。夏休みなどに子どもたちと配達するなど、交流の機会を作りたい」と話していた。