» 動画ページへ

 思川開発事業(南摩ダム)に伴い市が整備した栃木県鹿沼市上南摩町のスノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパで12日、同施設の開業1周年を記念したイベント「1周年祭」が開かれ、約500人の来場者でにぎわった。

約500人の来場者でにぎわったスノーピーク鹿沼の1周年祭
約500人の来場者でにぎわったスノーピーク鹿沼の1周年祭

 多目的広場に同社製のテントやタープが張られ、マルシェなど計13のブースが出店。木工用品や地元のお菓子「なんまん焼き」、1周年を記念した日本酒などが販売されたほか、来場者は麻や組子のワークショップや水消火器的当てなどを体験した。

 セレモニーではスノーピーク鹿沼の桝田祐介(ますだゆうすけ)店長(37)が「想定よりも多くのお客さまに来ていただけた」と活況に感謝し、松井正一(まついしょういち)市長は「鹿沼に新たなにぎわい拠点ができ、盛り上がりにつながっている」と喜んでいた。

 同施設は大手アウトドアブランド・スノーピーク(新潟県)が指定管理者となり、昨年4月13日にオープン。キャンプ場や温泉など施設全体の利用者数は、2月末時点で延べ約20万3千人に上る。