足利銀行(清水和幸(しみずかずゆき)頭取)は10日、2026年度から新入行員の初任給を2万円引き上げると発表した。転勤を伴う異動のある大卒は、現行の26万円から28万円となる。転勤のない大卒は24万円から26万円、短大・高卒は22万5千円から24万5千円に引き上げられる。
足銀によると、初任給の引き上げは3年連続となる。少子化や人材の首都圏集中などで採用競争が激しくなる中、優秀な人材を確保することが目的。26年度は115人の採用を予定しているという。
同じめぶきフィナンシャルグループ傘下の常陽銀行(水戸市)も同日、足銀と同様に26年度からの初任給の2万円引き上げを発表した。