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 栃木県内公立小学校の約8割に当たる265校で10日、入学式が行われ、希望を胸にした新1年生が学校生活をスタートさせた。

在校生や保護者の拍手の中で入学式に臨む新入生=10日午前9時20分、今市第三小
在校生や保護者の拍手の中で入学式に臨む新入生=10日午前9時20分、今市第三小

 日光市内では15校が入学式を挙行。このうち今市第三小には新1年生74人が仲間入りし、児童数が市内最多の490人となった。3月末で閉校となり統合された小来川小中の学区からは13人が通学する。

 今市第三小の式典では、新1年生が保護者や在校生たちが見守る中、緊張した面持ちで会場の体育館に入場。一人一人名前を呼ばれると、元気よく「はい」と返事を響かせていた。

 加藤孝(かとうたかし)校長は「学校には楽しいことがたくさんある。元気いっぱいに生活してほしい」と呼びかけた。式を終えた福田望(ふくだのぞみ)さん(6)は「緊張したけど楽しかった。国語の勉強を頑張りたい」と話した。

教室で元気よく手を上げる新入生=10日午前10時、今市第三小
教室で元気よく手を上げる新入生=10日午前10時、今市第三小

 県教委によると、本年度の県内公立小学校と義務教育学校の新1年生は前年度比約390人減の約1万3600人。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真