栃木県下野市国分寺の天平の丘公園で淡墨桜(うすずみざくら)が満開となり、園内は春らんまんの雰囲気に包まれている。
晴天に恵まれた26日、高さ12メートルを超える淡墨桜は薄紅の花びらが風に揺れ、訪れた人たちを魅了。同公園を会場に毎年20万人以上が訪れる「天平の花まつり」も始まり、来月は歌謡ショーや夜桜ライトアップ(淡墨桜は31日まで、八重桜は4月12~20日)、坊ちゃん列車の運行、お笑いライブなどのイベントが予定されている。
市観光協会によると、園内はこれから八重桜などの桜約500本が次々と見頃を迎える。今年から石橋の「姿川アメニティパーク」でも桜の開花に合わせたライトアップが行われ、市内は桜一色となる。花祭りは5月6日まで。
(問)同協会0285・39・6900。