立候補を表明している(左から)金子、早川、鈴木、横井、福本の5氏

 任期満了に伴う佐野市長選は、4月6日の告示まで2週間を切った。再選を目指す金子裕(かねこゆたか)氏(62)に元県議早川桂子(はやかわけいこ)氏(69)、市議の鈴木靖宏(すずきやすひろ)(64)と横井帝之(よこいただゆき)(51)の両氏、兵庫県明石市の会社社長福本繁幸(ふくもとしげゆき)氏(58)の4人が挑む構図が固まった。県内市長選では6人が立った1999年の宇都宮市長選以来となる激戦の争点などを探った。

 「市長は脇が甘かった」

 22日夜、同市内で開かれた金子氏の田沼地区後援会の総決起大会。