明治安田J3第6節は23日、各地で10試合が行われ、栃木シティは1-0で讃岐に競り勝ち、今季初の3連勝を飾った。栃木SCは琉球に1-2で競り負けて連勝を逃した。通算成績はシティが4勝1分け1敗の勝ち点13で首位と勝ち点差なしの2位。SCが2勝1分け3敗の勝ち点7で11位。

 シティは後半14分、FW田中(たなか)パウロ淳一(じゅんいち)の左クロスをFW平岡将豪(ひらおかまさひで)が頭で押し込んで先制。終盤のピンチはGK相澤(あいざわ)ピーターコアミが好セーブを連発し、この1点を守り抜いた。

 SCは前半31分に自陣でのパスミスからピンチを招き、ゴール前でつながれて先制された。後半15分はMF福森健太(ふくもりけんた)がこぼれ球を押し込んで同点としたが、終盤の43分に決勝のミドルシュートを決められた。

 次戦は初の栃木ダービー。30日午後2時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで対戦する。

集中力で攻守に存在感 栃木シティ・平岡

 抜群の嗅覚を生かし、2戦連発のゴールで栃木シティを3連勝に導いた。