栃木市寺尾地区の福祉関係団体などでつくる寺尾地区日常生活圏域ケア会議は9日、星野町の旧星野生産物直売所で、交流イベント「寺尾ログカフェ」を開いた。
人口減少や高齢化が進む地区の世代間交流を図り、若い世代の声を地域づくりに生かそうと、昨年に続いて開催した。同会議が昨年作成した、地区のおすすめスポットや飲食店をまとめた「寺尾のお宝探しマップ」のお披露目も兼ねた。
会場には高齢者や子育て世代の親子らが来場。訪れた人は地区の農園が栽培した野菜の買い物や食事を楽しんだ後、地区の魅力を尋ねるアンケートに回答した。アンケートは今後、地域課題の検討に活用する。
寺尾中2年白沢航平(しらさわこうへい)さん(14)は「違う世代の人と話すのは楽しかった」と話していた。