東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故で、一時全住民に避難指示が出され、警戒区域などに指定された福島県双葉郡。宇都宮市出身の手塚正人(てづかまさと)さん(41)は震災後の2013年から、同郡8町村を管轄する消防本部の職員として勤務する。消防士への憧れと「被災地の力になる」との思いで採用試験を受けた。地域には少しずつ人が戻り、明かりが増えた。縁もゆかりもなかった同郡は大切な場所になった。「住民に頼られる消防職員になり、この地域を支えていきたい」と話す。震災は11日、発生から14年を迎えた。
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