県は7日、県内事業所の従業員を対象に初めて実施した「働き方・女性活躍に関する従業員の意識調査」の結果を公表した。現在の職場に関する設問で、回答者の3割超が「育児や介護をする立場になったら働き続けられないと思う」と答えた。女性や残業時間の長い人ほど割合が高く、課題として浮かんだ。

 調査は、2023年の本県の男女賃金格差が全国ワーストとなったことをきっかけに実施。従業員の生の声を施策に反映しようと、24年9~10月にインターネットで回答を受け付け、1479人が回答した。