【宇都宮】佐藤栄一(さとうえいいち)市長は21日の定例記者会見で、3月から細谷・上戸祭地区で県内初の「ミーティングポイント型デマンド方式(停留所設置型予約運行方式)」による地域内交通の運行を始めると発表した。地域内にきめ細かく停留所を置き、商業施設や病院、金融機関などとの間を予約制で結ぶ方式で、道が狭い住宅地でも柔軟に運行できる。同地区で1年間の実証運行を行い、本格的な導入につなげたい考えだ。市内の地域内交通はこれで16地区19路線となり、市街地は3例目。