男女別学の公立高校の数が群馬、埼玉県に次いで全国3位の本県。学校の在り方を巡る議論が各地で進められる中、下野新聞社が高校の別学、共学に関するウェブアンケートを実施したところ、共学に賛成が6割を占め、別学に賛成は1割台だったことが、18日までに分かった。年代別でみると、共学賛成派の割合が最も高かったのは70代以上で7割に上った。一方、30代以下の2割は別学に賛成など、世代間ギャップが浮き彫りになった。

 アンケートは1月30日~2月10日、下野新聞社のLINE公式アカウント「とちぽ」で実施し、1315人から回答を得た。内訳は女性802人、男性477人、無回答など36人。

 下野新聞社の調べによると、全国の都道府県で男女別学の公立高校があるのは8県。このうち本県は、全日制の県立高58校のうち8校が別学となっている。

 共学と別学どちらの考え方に賛成か尋ねたところ、「共学に賛成」「どちらかというと共学に賛成」は計60・4%(794人)。一方、「別学に賛成」「どちらかというと別学に賛成」は計14・9%(196人)だったほか、4人に1人は「どちらともいえない」(325人)と答えた。

 

 共学に賛成する主な理由として最も多かったのは