参拝者らに焼きたての卵焼きを振る舞う太平山観光会のメンバー

 太平山の三大名物の一つ「卵焼き」に使われる卵への感謝の気持ちを込めた催し「寒たまごまつり」が7日、栃木市の太平山神社周辺の茶店7店で始まった。13日まで。

 周辺の寺社や茶店などでつくる「太平山観光会」が開催し7回目。同神社で卵の奉納式を行った後、同会メンバーができたての卵焼きと甘酒各200食を参拝客らに無料で振る舞った。

 ハイキング仲間と訪れた平井町、無職宝示戸秀作(ほうじとしゅうさく)さん(75)は「ふわふわで甘さもちょうどよくておいしい。活力をつけて散策を楽しみたい」と名物の味わいや景色を堪能していた。

 期間中は各茶店で、卵焼き半額などのサービスを実施している。