東京電力柏崎刈羽原発の再稼働議論が続く新潟県。そんな中、「原発は稼働しなければ安全なのでしょうか」との質問が読者から寄せられた。福島では2011年に大規模な原子力災害が起きている。原発事業者は施設の安全性向上に取り組むが、動いても動いていなくても、「そこにある」ことによるリスクの度合いは分かるようで分からない。新潟日報社(新潟市)の「もっとあなたに特別報道班」(もあ特)で調べてみた。

運転停止中の東京電力柏崎刈羽原発(新潟日報社ヘリから)
運転停止中の東京電力柏崎刈羽原発(新潟日報社ヘリから)

 原発を巡る話題では、昨年10月に宮城県の東北電力女川原発2号機が再稼働した。まず、原発はどんな発電システムなのかを考えたい。

(新潟日報)

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