本県を代表する書家の作品が一堂に会する「第30回栃木の書壇50人展」(下野新聞社主催、下野書道会共催)が29日、宇都宮市インターパーク6丁目のFKDインターパーク店2階大催事場で始まった。
節目となる今回は漢字、かな、近代詩文書などを1人2点ずつ、計100点の力作が展示された。来場者は、繊細な筆遣いの作品や、力強い一字書など多彩な表現の書に見入っていた。
鹿沼市上殿町、アルバイト新川順(しんかわじゅん)さん(71)は「かなや漢字交じりの書を練習している。展示作品はどれも空白の取り方や字のバランスなどが素晴らしく、勉強になります」と話した。
2月3日まで。午前10時~午後7時30分(最終日は3時)。入場無料。