【栃木】将来の有権者である小学生に選挙や政治への関心を持ってもらおうと、市選挙管理委員会は23日、三鴨小で選挙啓発出前講座を開いた。
講座には同校6年生24人が参加した。初めに市選管の担当者が18歳から投票できることや、市内でここ数年間にあった選挙の投票率などを説明。その後、児童は主権者教育のアニメを見たり、クイズに答えたりして投票の大切さを学んだ。
実際の選挙で使う投票箱を使用した模擬選挙も実施。受付係や投票の立会人、有権者役に分かれ、アセロラゼリー、巨峰ゼリー、杏仁(あんにん)プリンの中から希望する給食のゼリーに投票した。選挙の結果、選ばれた巨峰ゼリーは後日、給食で提供されるという。
飯塚凛空(いいづかりく)さん(12)は「自分の1票で未来が変えられるので、将来投票に行ってみたい」と話した。