【日光】栃木県と群馬県を結ぶわたらせ渓谷鉄道はこのほど、2025年の新春版鉄印の販売を開始した。
鉄印は大蛇に化けた男体山の神と、大ムカデに姿を変えた赤城山(群馬県)の神が領地を巡って争ったとされる神戦譚にちなみ、赤城山を望む風景をデザイン。品川知一(しながわともかず)社長が描いた愛らしいヘビのイラストなどを周囲に配している。
品川社長が手書きした鉄印(800円)と印刷(300円)の2種類に加え、黄色の鉄印帳と手書き鉄印のセット(2500円)もある。
品川社長は「栃木と群馬をつなぐ鉄道なので、両県の伝説をモチーフにしたデザインにした。ぜひ鉄印を手に取ってもらい、地域についても知ってほしい」と話した。
相老、大間々、通洞駅と一部車内で販売(一部の商品は販売場所が異なる場合がある)。(問)同社0277・73・2110。