県内の地域おこし協力隊員が活動内容や地域の特産物をアピールするイベント「とちおこ手と手マーケット」が13日、県庁県民広場で初めて開かれ、多くの家族連れでにぎわった。
隊員のネットワーク組織「とちぎ地域おこし協力隊まるごとプラットフォーム」が企画。日光、那須、市貝など9市町の隊員や元隊員がそれぞれの活動にちなんだ計10ブースを出展した。
農作物や閉校になった学校で使われていた家具の販売、モルック体験などがあり、餅つき体験には子どもたちの行列ができた。隊員らは訪れた人と交流しながら地域をPRし、ゆるキャラ9体も会場を盛り上げた。
家族4人で訪れた益子町七井小1年穂坂瑞希(ほさかみずき)さん(7)は「たこ焼きがおいしかった。ゆるキャラに会えるのが楽しみ」と話していた。