捜査機関やソフトウエア会社などを装い、インターネットバンキングを操作させるなどして口座の金をだまし取る詐欺が栃木県内で相次いでいる。昨年秋に450万円の被害に遭った足利市在住の無職男性(68)が8日、取材に応じた。男性は「インターネットバンキングは便利だが、犯人にとっても便利なんだと思い知らされた」と話す。県警生活安全企画課によると、同様の詐欺は男性の件を含めて2024年8月以降に4件を認知。被害総額は約7千万円に上っている。
被害男性は24年10月18日午前11時50分ごろ、自宅のパソコンの画面にコンピューターウイルス「トロイの木馬」に感染したと警告する文章が表示され、案内された電話番号に連絡した。すると男から「ハッカーが狙っている。あなたのネットバンキングにログインしてください」などと言われた。
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