【足利】中橋の3連アーチの第1回移設見学会が27~31日、同橋周辺で開かれる。8日午前9時から参加予約受け付けを開始する。
昨年12月から全面通行止めとなった中橋。シンボルの三つのアーチを一つずつに分割し、下流側に設置した橋脚に移設するため、現在は橋の床版の取り壊しなどが進められている。
見学会では、中橋下流側の特設の見学スペースから、国内に数台しかないという750トンのクレーン2基を使用して左岸側のアーチを移設する様子を見ることができる。県安足土木事務所職員が工事の概要や移設方法の説明なども行う。移設を実施するのは、5日間のうち天候などの条件がそろった1日のみの予定。
見学会の時間は午前10時半~11時半で、1日の定員は30人程度。予約は同事務所のホームページに掲載の予約フォームから行う。氏名、メールアドレスなどを入力するほか、希望日を選択し申し込む。見学会は2月中旬に第2回、3月上旬に第3回を開く予定。
同事務所整備部の下山光洋(しもやまみつひろ)部長は「個人でも団体でも申し込みできるので、ぜひ多くの方に見ていただきたい」と呼びかけている。(問)同事務所同部中橋問い合わせ専用0284・20・8010。