報道陣に公開されたモナカの建物内

 【真岡】市はこのほど、市役所隣に完成した複合交流拠点施設「monaca(モナカ)」の報道陣向け内覧会を開いた。今月25日に開館する。

 「真岡のまんなか」を意味する名称の施設は3階建てで、図書館と子育て支援センター、地域交流センターの機能を備える。

 屋内と屋外型の子ども広場や交流スペース、学習室、会議室、ワーキングデスク、ライブラリーラウンジ、カフェカウンターなどを利用することができる。図書館は約20万冊を備え、全ての階に図書を配置する全館図書館を特徴とする。

 施設の敷地面積は約4200平方メートル、延べ床面積は7145平方メートルで、総事業費42億5千万円をかけた。内覧会では市プロジェクト推進課の担当者が、各フロアの特徴や機能を報道陣に案内して回った。

 「自宅や学校、職場ではない『第3の居場所』として、市民の交流が生まれる場にしたい」と話した。市は、市民向けの内覧会を18、19の両日に開催する。10日まで参加申し込みを受け付けている。