今年は1926年の昭和元年から数えて100年の節目の年。市街地、通り、デパート、公共施設、祭り…。「昭和100年」を迎え、私たちが住むまちのスポットやイベントはどのように変遷したか。昔と今、それぞれの写真と共に紹介する。
昭和の夜彩る「人情と郷愁の場」 宮の橋屋台(宇都宮)
「いらっしゃい」「今日は早いね」。のれんをくぐると、笑顔で迎える店主や常連たち。数席のみの店内で客は肩を寄せ合い、思い思いに酒を酌み交わした。

昭和の宇都宮の夜を彩ってきた宮の橋の屋台。田川改修工事に伴う立ち退きで大半が姿を消した。
1945(昭和20)年の終戦から40年余り続いた「宮の橋屋台」。JR宇都宮駅西口の田川沿いには、おでんやもつ煮など数軒の屋台が並び、「県都の玄関口」の夜を彩った。
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