【宇都宮】宇都宮東署は19日、宇都宮北高で交通安全ホームルームを開いた。朝の会の時間を活用し、同署の奈良崎祐吾(ならざきゆうご)交通管理官が校内放送で、生徒ら約1千人に自転車の交通ルールやマナーについて講話した。
同署が「自転車ヘルメット着用促進アイデア校」の同校に実施を打診。午前8時半から、朝の会の約10分間を活用させてもらった。
奈良崎管理官はスマートフォンや傘の使用禁止、ヘルメットの着用などを呼びかけ、「交通事故は一瞬で未来を奪います。どうか自分の未来を守る努力をしてください」と訴えた。
生徒らは各教室で放送に耳を傾けた。さくら市から自転車で通う1年高安哲平(たかやすてっぺい)さん(15)は「詳しい交通マナーを直接聞けて良かった。左側通行や一時停止をこれからもやっていきたい」と話した。