【宇都宮】市成年後見支援センターは来年1月25日、「楽しく学べる成年後見制度落語」を若草1丁目のとちぎ福祉プラザで開く。今月27日まで参加者を募集している。

 成年後見制度は、認知症や障害で判断能力が十分でない市民が安心して生活できるよう、医療・介護サービスの契約や財産管理などを後見人が担う制度。講演会は同制度を市民に広く周知することが狙い。

 落語家の桂(かつら)ひな太郎(たろう)さんが、同制度をテーマにした創作落語「後見爺(じい)さん」を演じる。制度の意義や判断能力が十分でない状況で巻き込まれやすいトラブルなどを、ストーリー仕立てで紹介する。

 その後、「成年後見制度について」と題し、桂さんと鹿沼市在住の司法書士高橋佐貴子(たかはしさきこ)さんが対談。専門的な知見を踏まえ、制度を分かりやすく解説する。

 午後1時半開演。入場無料。定員200人。同センターにファクスか電子メールで申し込む。詳細は市社会福祉協議会ホームページまで。(問)同センター電話028・636・1252。