歓楽街を合同でパトロールする参加者=20日午後8時30分、宇都宮市東宿郷2丁目

 年末年始特別警戒の一環で、県警や宇都宮市、同市今泉地区連合自治会など7団体は20日夜、JR宇都宮駅東口周辺の歓楽街で合同パトロールを行った。

 県警の佐藤雅人(さとうまさひと)生活安全部長や印南浩司(いんなみこうじ)宇都宮東署長、佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長ら約60人が参加した。

 参加者は「客引き行為追放」と書かれた緑色のたすきを身に着け、歓楽街を練り歩いた。黄色いハンドボードを掲げて年末年始の事件事故防止を呼びかけ、飲食店従業員や通行人らにアピールした。

 活動後、佐藤部長は「県都の玄関口にふさわしい歓楽街を目指し、市や地域住民、防犯ボランティア団体と連携していく」と強調。佐藤市長は「犯罪をさせない環境作りが大切で、そのためには行政や地域、各種団体が一致団結する必要がある」と話した。