【宇都宮】清原工業団地に工場を構える宮島醤油(しょうゆ)(佐賀県)の宮島治(みやじまおさむ)社長らが6日、佐藤栄一(さとうえいいち)市長を表敬訪問した。次世代型路面電車(LRT)の開業1周年を記念し、今月中旬から県内限定で販売するレトルトカレー「Lightline Curry(ライトラインカレー)」をPRした。
同社は佐賀県唐津市に本社を置き、しょうゆやみそなどの調味料や加工食品を製造、販売している。宇都宮工場は2000年に開設し、レトルト食品などを作っている。
ライトラインカレーは宇都宮餃子(ぎょーざ)会の鈴木章弘(すずきあきひろ)事務局長の仲介で実現。黒いビーフカレーと黄色のチキンカレーの計2パックを、LRT車両を模した箱のパッケージに詰めた。宇都宮工場で製造し、今月中旬からJR宇都宮駅売店や道の駅、高速道路のサービスエリアなど県内限定で販売を始めるという。
試食した佐藤市長は「箱のパッケージはお土産に最適ですね」と話し、出張で来るたびにLRTに乗っているという宮島社長は「宇都宮に溶け込みたいと思っている。今後も市民に喜ばれる商品を開発したい」と意欲を示した。