みるるに展示された作品と篠崎さん

みるるに展示された作品と篠崎さん

みるるに展示された作品と篠崎さん みるるに展示された作品と篠崎さん

 【那須塩原】宇都宮市出身のフラワークリエイター篠崎恵美(しのざきめぐみ)さん(43)が手がけた、約8メートルのもみの木を使った作品「GULLIVER TREE./PAPER EDEN(ガリバーツリー・ペーパーエデン)」が25日まで、本町の市図書館(みるる)で展示されている。

 篠崎さんは花を使った装飾などを手がける「edenworks(エデンワークス)」(東京都渋谷区)を主宰。アーティスト米津玄師(よねづけんし)さんの舞台用オブジェを制作するなど活躍している。

 2年連続となる作品展示は篠崎さんが提案した。斜めにしたもみの木に、来場者が願いを書いた紙で作った花「ピースオブフラワー」などを飾る参加型の作品。迫力のあるもみの木に、紙で作った色とりどりの飾りが付けられ、訪れた人は足を止めて見入っていた。

 同所では8日まで、紙の飾りを作るワークショップを開催している。篠崎さんは「垂直に伸びる木をイメージすることが多いと思うので、視点を変えることで木をよく見るきっかけにしてほしい」と話した。

 月曜休館。(問)市企画政策課0287・62・7106。