新年まで1カ月を切ったこの時季、以前に懇親会の席で真岡市の50代の課長から聞いた一言が頭をよぎった。「何と言っても正月の餅にはシャケだよ」。私自身、これまでの人生で食べたことも想像もしたこともない組み合わせ。どんな料理か調べてみた。
改めて尋ねてみると、熱々の餅に焼いた塩ジャケの切り身を挟んで食べる食文化があるそうだ。塩気が強い方がおいしく、のりやしょうゆは不要、シャケフレークは邪道と、こだわりを一通り語った課長は「正月のシャケは、餅のためにあるんだ」と力説する。
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