大霧降フェスのチラシを手にする室町さん(左)と山本さん

 【日光】霧降高原の魅力を伝える「大霧降フェス」が12月1日、所野のニュー霧降キャンプ場で開かれる。昨年に続く2回目となる今回は、前回の内容を拡充して体験や癒やし、飲食などさまざまなジャンルのブースを設ける。主催する「霧降を元気にする会」の室町直(むろまちなお)さん(47)は「家族で来た場合、お母さんはリラクセーション、お父さんと子どもは体験など、いろいろな楽しみ方ができる」とPRする。

 同会は地元の住民や事業者らで構成。霧降地区の良さを感じてもらい、地域を盛り上げようと同フェスを企画した。室町さんは「少しずつ霧降も認知されてきたが、すぐ近くの二社一寺などに比べるとまだまだ。霧降ではかなり規模の大きいイベントになるので、霧降高原を知るきっかけにしてほしい」とする。

 今回は市内を中心に約25店が出店。まき割りと火おこしやヨガ、ジップライン、巨大バウムクーヘン作りなどの体験イベントをはじめ、ボディーケアなど癒やしをテーマにしたブースもある。

 このほか、ブランドニジマス「頂鱒(いただきます)」の串焼きやもつ煮、パン、スイーツなどの飲食や雑貨の販売、地元芸術家の作品展示なども行う。同会の山本智之(やまもとともゆき)さん(54)は「キャンプ場全体が会場なので、霧降の自然を感じながら各店を巡って楽しんでほしい」と話す。

 午前10時~午後4時。入場無料。同フェスのインスタグラムで情報を発信している。