再挑戦の一歩を踏み出した毛塚氏。健闘をねぎらう人の姿も見られた=18日午前8時15分、JR宇都宮駅東口

 「また4年後に向けて歩んでまいります」

 5期20年の無所属現職佐藤栄一(さとうえいいち)氏(63)の牙城を崩せなかった無所属新人の毛塚幹人(けづかみきと)氏(33)は敗戦翌日の18日朝、JR宇都宮駅前に立ち、再挑戦の一歩を歩み始めた。30代の若手候補が世代交代を訴える選挙戦。現職陣営を警戒させたが、約2万7千票の差をつけられるほろ苦い結果に終わった。