栃木労働局は29日、来春卒業する県内高校生の9月末時点の就職内定状況を発表した。内定率は前年同月比1・5ポイント増の71・1%、求人倍率は0・05ポイント増の2・93倍となり、いずれも比較可能な1997年以降で最高を更新した、この時期の内定率が70%を超えるのも初めてで、川口秀人(かわぐちひでと)局長は「企業が人手不足を感じ、高校生に対する採用活動が活発になっている」と分析している。