第50回衆院選は27日、投開票を迎える。即日開票され、同日深夜にも大勢が判明する見通し。首相就任から異例の早期解散に踏み切った石破政権に、有権者はどのような審判を下すのか。栃木県では5小選挙区に16人が立候補。派閥裏金事件で逆風の自民党が議席を守るのか、立憲民主党が小選挙区で初の複数勝利を収めるのかなどが焦点だ。本県で議席のない日本維新の会の当落も注目される。県内有権者数は約160万人。各陣営は選挙戦最終日の26日、県内各地で最後の訴えに臨む。

 県内では自民が全小選挙区に候補者を擁立。立民が4選挙区に候補者を立てた。維新は2人、共産党は3人が立候補し、無所属は2人が出馬している。