温かみのある大つぼや花器の作品が並ぶ会場に立つ瀧田さん

 【矢板】那須烏山市在住の陶芸家瀧田史宇(たきたしう)さん(68)の市内初となる個展が5日、上伊佐野のギャラリー音楽の森で始まった。つぼ、花器、茶器など計約50点を展示する。13日まで。

 瀧田さんは父で県文化功労者の故瀧田項一(こういち)さんに師事。1988年に国展新人賞、96年に北関東陶芸展準大賞を受賞した。福島・会津の陶石を自ら粉砕・水ひした粘土で作陶。磁器でありながら陶器のような温かみのある作品を特長としている。