県内外で活躍する「とちぎ未来大使」が中学生に夢を語る「とちぎ未来大使『夢』講座」が2日、上三川町明治中体育館で開かれ、ロックシンガーで俳優のダイヤモンド✡ユカイさんが「夢を見よう!人生はユカイだ!」と題し講演した。
同講座は県教委が中学生に夢を持つ大切さなどを考えてもらう事業。同校生徒約250人が耳を傾けた。
講演に先立ち吉澤勝(よしざわまさる)校長が「芸能界で活躍するユカイさんの話を聞いて、自分たちの夢について考えてほしい」とあいさつ。ユカイさんはマイクを持って歌を歌いながら登場すると、生徒は盛り上がり拍手で迎えた。
ユカイさんは自分の子育てや人生を振り返り、「中学での生活はもっと大きな世の中の社会の練習だ。人生の成功は自分が幸せであること。個性を100%出し切った人間が一番輝く」と熱弁した。
3年尾崎歩実(おざきあゆみ)さん(15)は「受験などがあるけど、自分の好きな道を進めば面白い人生を送れるという言葉はとても心に残った」と話していた。