第2クオーター1分、MF和田公(左から3人目)の得点でリードを広げ、喜ぶリーベの選手たち=OSPホッケースタジアム

優勝したリーベ栃木

第2クオーター1分、MF和田公(左から3人目)の得点でリードを広げ、喜ぶリーベの選手たち=OSPホッケースタジアム 優勝したリーベ栃木

 ホッケーの男子第66回・女子第46回全日本社会人選手権最終日は25日、滋賀県米原市のOSPホッケースタジアムほかで男女の決勝まで行われ、男子決勝は本県のリーベ栃木が4-0で岐阜朝日クラブを破り、2年連続3度目の優勝を飾った。

 新型コロナウイルスの影響で中止となった2021年を除き、男子決勝は4大会連続で同じ顔合わせ。リーベは第1クオーター(Q)6分、FW大岡凌磨(おおおかりょうま)のゴールで先制すると、同15分にMF星卓(ほしすぐる)のシュートで追加点。第2Q1分は速攻からMF和田公志(わだこうし)が得点し、同12分はペナルティーコーナーからDF永吉拳(ながよしけん)がシュートを決めて突き放した。

■攻め続ける姿勢、宿敵圧倒

 「年間4冠」を掲げるリーベ栃木が今季初のタイトルを獲得した。決勝は前半だけで4ゴールを奪う完勝。主将のMF星卓(ほしすぐる)は「チームとして自信が深まった」と充実感をにじませた。