帝国データバンク宇都宮支店は19日、通信機器メンテナンスのガジェットワークス(宇都宮市鶴田町)が宇都宮地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。4日付。負債額は約2900万円。
帝国データバンク宇都宮支店によると、ガジェットワークスは2020年設立。スマートフォンの修理サービスを中心に、中古スマホの買い取りや販売、ケースやアクセサリーなど関連商品の販売などを手がけていた。
しかし事業規模は零細の域で、各メーカー系のディーラーや代理店との競合も激しかった。各サービスの利幅も薄い設定で、収支バランスを欠き厳しい資金繰りを余儀なくされ、今年5月末に事業を同業他社に譲渡したという。