競泳男子日本代表で今夏のパリ五輪に出場した真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)選手(27)=新潟医療福祉大職員=の報告会が16日、市公民館山前分館で開かれた。日本代表の赤いジャージーで登場し「素晴らしい経験をさせてもらい、僕らしい泳ぎもできた」などとあいさつし応援への感謝を伝えた。
パリ五輪では100メートルバタフライと400メートルメドレーリレーに出場し、競泳日本代表の主将も務めた。本命の100メートルバタフライは予選15位、準決勝8位で通過し、初めて挑んだ決勝は51秒11で8位入賞を果たした。目標だった「決勝で自己ベスト(50秒81)」達成はならなかったが「リベンジの舞台がロサンゼルス五輪。4年後を見ていてください」などと力強く語った。
報告会は「応援する会」が主催し、大島基円(おおしまもとのぶ)会長(68)ら30人超が出席した。出席者との質疑応答形式で和やかに進められ、水沼選手はレースから現地の食事の話まで幅広い質問に答えた。大島会長は「前回からさらにたくましくなった。ロスに向けても頑張ってほしい」と期待を込めた。
トレーニングは今月から少しずつ再開しており、来年の世界選手権(シンガポール)も見据えながら活動していく方針という。
水沼選手と出席者との主な質疑応答
-パリ五輪で最も緊張したレースは。
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