左手で筆を持つ場合、半紙を少し斜めに、筆置きは左、手本は右に置く工夫があると書きやすい=7月末、松山市文京町の愛媛大

愛媛大大学院生の河野亜美さん(右)が左手で、岡田優佳さんが右手での毛筆を実演。横画を書くとき、右手では筆を引き、左手では筆を押す動きになる=7月末、松山市文京町の愛媛大

左手で筆を持つ場合、半紙を少し斜めに、筆置きは左、手本は右に置く工夫があると書きやすい=7月末、松山市文京町の愛媛大 愛媛大大学院生の河野亜美さん(右)が左手で、岡田優佳さんが右手での毛筆を実演。横画を書くとき、右手では筆を引き、左手では筆を押す動きになる=7月末、松山市文京町の愛媛大

 小学3年から始まる書写の毛筆の授業で「左利きの子も右手で筆を持っているの?」という声が愛媛新聞「真相追求 みんなの特報班」(通称・みん特)に届いた。左利きでも「鉛筆や箸は右で」と子どもに練習させる例は減っているようだが、筆に関してはどうだろうか。学校や習字教室での指導の現状を調べた。

(愛媛新聞)

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