第49回下野の書展(下野新聞社主催、下野書道会共催)の高校生選抜展表彰式が8日、宇都宮市インターパーク6丁目のFKDインターパーク店で行われ、入賞者に賞状が贈られた。
同選抜展は若い世代の書家育成や意欲向上などを目的に2018年に設けられ、今回が7回目。249点の応募作品の中から16点が入賞した。
最高賞の「高校下野の書展賞」に選ばれた国学院栃木高3年の谷島愛梨(やじまあいり)さんは賞状を受け取り、「昨年は(最高賞に次ぐ)高校選抜賞を受賞し、今年は高校生最後の年なので高校下野の書展賞を受賞できてうれしい」と話した。
松本宜響(まつもとぎきょう)審査委員長は表彰式で「立派な作品が多かった。それぞれの人生が作品に入っていた。今後も書道を続けていってほしい」と講評した。