7月26日から8月11日まで、17日間の熱戦が繰り広げられたパリオリンピック。
栃木県勢は8競技に15人が出場。レスリング女子76キロ級の鏡優翔(かがみゆうか)選手(22)=宇都宮市出身=が金メダル、競泳男子400メートル個人メドレーで松下知之(まつしたともゆき)選手(19)=宇都宮市出身=が銀メダルに輝くなど、目覚ましい活躍を見せた。
日本選手団全体で金メダル20個を含む総数45個のメダルを獲得し、いずれも海外開催の五輪で過去最多となった。この歴史的祭典に、県民の皆さんの注目度はいかほどだったのだろうか。
下野新聞社は4日までに、LINE公式アカウント「とちぽ」を通じてアンケートを実施した。結果とともにオリンピックの思い出を振り返ってほしい。
アンケートは8月14~20日に実施。390人から回答があった。
◆「毎日のように」が4割
パリ五輪のテレビ中継をどのぐらい見ていましたか
「パリ五輪のテレビ中継をどのぐらい見ていましたか」との設問では、「毎日のように見ていた」が最多の148人(37・9%)と、全体の4割近くを占めた。次いで「まあまあ見ていた」が116人(29・7%)、「あまり見ていなかった」92人(23・6%)となり、「まったく見ていなかった」人も34人(8・7%)いた。
◆最も印象深い競技は
パリ五輪で最も印象に残っている競技は何ですか
「パリ五輪で最も印象に残っている競技は何ですか」との設問では多数の競技に票が割れ接戦となった。なかでも回答者が最も多かったのが「バレーボール」で60人(15・4%)だった。「49年ぶりのベスト8に残るという試合で手に汗握る試合でした」「男女ともに接戦で必死のプレーに感動した」「あと一歩メダルには及ばなかったが選手たちの一生懸命さに感動した」などの声が寄せられ、ファンの熱気が伝わってきた。
バレーボールと僅差で2番目に注目を集めたのは「柔道」54人(13・8%)。「団体決勝、オンタイムで見ました!本当に感動しました!」「うたちゃんが負けて号泣したシーンが印象的」などの声が寄せられた。試合の勝敗問わず深い印象を心に残したようだ。
パリオリンピックに続き、9月11日までパリパラリンピックが開かれている。テレビやインターネットで放送、配信されている熱き戦いを引き続き見届けてはいかがだろうか。
※アンケートは多様な声を聞き取ることが目的です。無作為抽出による統計的な方法で民意の傾向を把握するための世論調査とは異なります。