第59回県知事盃争奪ゴルフ競技大会は3日、栃木市のハーモニーヒルズGCで一般女子の部とミッドクイーンズの部決勝が行われ、一般女子は松枝未倖(まつえだみゆき)(下野)、ミッドクイーンズは加藤仁美(かとうひとみ)(那須塩原)が制し、共に初優勝を飾った。
グリーンの難度が高く、スコアメークに苦しむ選手が続出。松枝はアウトを3バーディーの33で単独首位に立った。インは13番パー4のトリプルボギーなどで40と乱れたが、前半の貯金で逃げ切った。2位は19歳の飯田茜(いいだあかね)(真岡)、3位に佐野日大高1年大森未来(おおもりみく)(栃木)が食い込んだ。
きょうだい優勝は一般女子の早乙女香織(さおとめかおり)、一般男子の剛史(たけし)に続いて大会史上2例目。
ミッドクイーンズは加藤仁美(かとうひとみ)(那須塩原)と森田洋子(もりたようこ)(大田原)が7オーバーで並んでプレーオフに突入。2ホール目に加藤がバーディーを奪って勝負を決めた。3位に秋山(あきやま)ミイ(宇都宮)。4連覇を狙った角田里子(かくたさとこ)(同)は4位に終わった。
■初戴冠にも悔し涙
一般女子で初優勝の松枝未倖(まつえだみゆき)(下野)はアテストを終え、目に涙があふれた。うれし涙ではない。「(アウトを)33で回りながら、アンダーで回れなかった」と自らのふがいなさを悔いたものだった。
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