NECライベックス(東京都港区)とJA全農とちぎは27日、同区のNEC本社ビル社員食堂で、県産農産物を知ってもらおうとナスなどを使用したランチメニューを提供した。
提供したメニューは「揚げ鶏と栃木の野菜甘酢あんかけ」(860円)。県産農産物はメインにナスを、サラダにアスパラガスを使い、デザートには旬を迎えたナシ「幸水」を添えた。
用意した280食が完売し、NECグループの福利厚生事業を手がけるNECライベックスフードサービス事業部第一部の浅賀智仁(あさかとしひと)部長は「栃木の野菜を使った料理は何度か提供しているが、相変わらずの人気ぶりに驚いている」と話した。
社員食堂では本県の観光PR動画を流したほか、売店では幸水を販売した。10月と来年2、3月にも県産農産物を使ったランチメニューを提供する予定。