阿久澤県教育長(左)に署名を手渡す宇田会長=22日午後、県庁南別館

阿久澤県教育長(左)に署名を手渡す宇田会長=22日午後、県庁南別館

阿久澤県教育長(左)に署名を手渡す宇田会長=22日午後、県庁南別館 阿久澤県教育長(左)に署名を手渡す宇田会長=22日午後、県庁南別館

 農業者や消費者団体などでつくる「栃木県の学校給食を考える会」は22日、学校給食費に関する栃木県内市町への具体的な支援策などを求め、6335筆分の署名と要望書を福田富一(ふくだとみかず)知事宛に提出した。

 会長の宇田靖(うだやすし)宇都宮大名誉教授らが県庁を訪れ、阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長に手渡した。要望では給食費無償化や保護者の負担軽減に向けて、県の支援が必要だと訴えた。学校給食で県産有機食材の利用拡大を図るため、生産供給体制の整備に対する支援も求めた。

 提出後、宇田会長は「学校給食費の状況は各市町で異なっている。その差が小さくなるように県がバックアップしてほしい」と述べた。