記者会見で抱負を語るブラスウェル新監督=県庁記者クラブ

 B1宇都宮ブレックスのケビン・ブラスウェル新監督(45)の就任記者会見が20日、県庁記者クラブで開かれた。昨季はアソシエイトコーチとして佐々宣央(さっさのりお)前監督を支え、3季ぶりの東地区優勝に貢献した。「今季はチャンピオンシップで優勝が目標。悔しさを味わった舞台に再び戻り、必ず成し遂げる」と力強く意気込みを語った。

 会見に同席した鎌田真吾(かまたしんご)ゼネラルマネジャー(GM)は新指揮官について「選手としてもコーチとしても経験が豊富。選手とのコミュニケーションを大事にし、情熱的にチームを引っ張ってくれる」と評価した。

 就任打診は佐々前監督の退任決定後だったといい、「昨季の貢献度や選手との信頼関係から、彼しかいないと思っていた。こちらから『お願いします』と伝えた」とも明かした。

 ブラスウェル監督は「素晴らしい能力を持つ選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、サポートすることが自分のやるべきこと」と強調。「長いシーズンで去年と同じ結果を残すのは非常に難しいが、目標達成に向け日々成長する」と語った。

 会見でのブラスウェル監督の一問一答は次の通り。

 -監督就任打診を受けた理由は。

 「ブレックスに加わり、チームの文化や築き上げてきた数々の栄光を学んだ。(オファーを受けて)とても光栄だったし、再びこのチームの一員として昨季の悔しさを晴らしたい」

 -今季は選手の入れ替えがほぼなかった。昨季から変えようとしている点は。

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