【那須】第70回芦野聖天花火大会(同実行委員会主催)が19日夜、芦野の御殿山周辺で開かれ、約2500発の花火が里山の夜を鮮やかに彩った。
日本三所聖天の一つとして知られる同所の三光寺の夏の縁日に合わせ、毎年8月19日に開催している。
午後7時からスターマインなど大小の花火が次々と打ち上げられ、観客らは露店がずらりと並んだ仲町通りや国道沿いから夜空に咲く大輪を楽しんだ。打ち上げ前には特設会場でキッズダンスなども披露され、会場を盛り上げていた。
ことし5月に他界した父親を追悼する花火を提供した同所、パート佐藤京子(さとうたかこ)さん(64)は「父への感謝の気持ちで花火を見ていた。すごくきれいで特別な思い出になった」と話した。