台風一過の栃木県内は17日、各地で気温が上昇し、佐野38・4度、小山37・1度となるなど県内全14観測地点のうち7地点で35度以上の猛暑日となった。
日光市内の鬼怒川支流はこの日、体一つで沢下りする「キャニオニング」のツアーを楽しむ人たちでにぎわった。市内の体験型観光事業者「NAOC」の主催で約60人が参加。ライフジャケットなどを身に着け、ガイドの指導を受けて小さな滝を滑り降り、川に飛び込んで涼を楽しんでいた。
家族3人で参加した東京都世田谷区、小学3年富田晴信(とみたはるのぶ)さん(8)は「水が冷たくて気持ち良かった、飛び込んだり滝に打たれたりするのが楽しかった」と満足げに話していた。