県都上空に出現した虹=16日午後6時、宇都宮市昭和1丁目

 台風7号の影響で16日午後6時ごろ、風雨が強まってきた栃木県宇都宮市の空に大きな虹が出現した。

 宇都宮地方気象台によると、夕方ごろの県内上空の衛星画像では台風の雨雲がかかっているものの、雲の合間から日が差す状況もあって虹が出たという。

 台風は勢力を強めながら進んでおり、同日夜にかけ線状降水帯が発生する可能性もあり警戒が続く。気象台の担当者は「台風時に虹が出るのは珍しくはない」と話すが、嵐の前の静けさならぬ美しさか?