シートノックを受ける石橋ナイン=阪神甲子園球場

 7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に初出場する石橋は4日、本番を前に甲子園練習に臨み、夏は初めてとなる聖地の土の感触を確かめた。

 この日6番目に割り当てられた石橋は午前9時20分から練習開始。澄み渡った青空が広がる中、ナインは3塁側ベンチからかけ声とともに勢いよくグラウンドに飛び出した。15分間のシートノックではグラウンドの広さや雰囲気を肌で感じながら、福田博之(ふくだひろゆき)監督の打球を軽快にさばいた。

 柳田瑛太(やなぎだえいた)、入江祥太(いりえしょうた)ら投手陣はマウンドから10球程度ずつ投球。土の硬さなどを確認した。

 福田監督は「湿度が高く関東とはまた違った暑さ。食事、睡眠をしっかり取って備えたい」と見据え、田口皐月(たぐちさつき)主将は「球場にオーラを感じた。本番ではのみ込まれないようにしたい」と意気込んだ。