笑顔でパレードに参加した本県合同バトンチーム=31日午後、岐阜市内

 文化部のインターハイとも呼ばれる「第48回全国高校総合文化祭(清流の国ぎふ総文2024)」が31日、岐阜県で開幕した。本県勢の約250人を含む全国の生徒約2万人が参加し、22部門で成果を披露する。8月5日まで。

 岐阜市の長良川国際会議場で開かれた総合開会式では、各都道府県の代表生徒が地元の名産品や特徴を盛り込み抱負を語った。宇都宮中央高2年宮坂蕗(みやさかふき)さん(16)は「真っ赤なイチゴのようにみずみずしい情熱で大会を盛り上げます」と力を込めた。

 地元の高校生や海外から招待された生徒らによる岐阜県の伝統的な踊りなども披露された。観覧した同校2年黒崎脩吾(くろさきしゅうご)さん(17)は「普段なかなか見られない多彩な活動ばかり。迫力があり感動した」と話した。

 開会式の終了後、約1600人が岐阜メモリアルセンター周辺をパレード。4校で構成する本県合同バトンチームも華麗な演技で花を添えた。